学生キリスト教運動(Student Christian Movement)昭和時代初期(戦前期)においてキリスト教主義学校の教師ならびに学生(特に大学生)を中心に行われた信仰活動。および、それを基盤に置いて周辺地にて行われた地域社会(福祉)活動。ほぼ同時期に関東(東京都)と関西(京都市・大阪府・神戸市)での、それぞれ独立した活動が見られた。内省的信仰活動を含むため、両地間の連携は行われず、全国的なムーブメントへの発展は無かった。東京(関東)側は菅円吉が、京都・大阪・神戸(関西)側は、中島重と賀川豊彦の両名が、それぞれに指導的役割を果たした。