SecuROM(セキュロム)は、ソニーDADCが開発したCD/DVDのコピーガードおよびデジタル著作権管理(DRM)製品である。Microsoft Windows上で動作する市販されるコンピュータゲームを中心としたソフトウェアの不正コピーやリバースエンジニアリングを防止することを目的としている。後期のバージョンでは、ディスク保護の方法としてデータ位置測定が採用され、オンライン認証DRMと併用されることもある。SecuROMは2000年代後半に注目を集めたが、頻繁なオンライン認証と厳しいキー有効化の制限を要求されたため、論争を巻き起こした。2008年には、ビデオゲーム「Spore」[1]でSecuROMが使用されていることが原因で、エレクトロニック・アーツ社に対して集団訴訟が起こされた[2][3]。