Urbos(ウルボス[1])はスペインのバスク州を拠点とする鉄道車両メーカーCAF社が展開している超低床路面電車(LRV)の製品群およびそのブランド。主にUrbos 1(ウルボス1)、Urbos 2(ウルボス2)、Urbos 3(ウルボス3)までの3種といくつかの派生版に大別される。
1993年にセビリア・メトロ向けに製造を開始し、1999年までに16編成を納入した。この時点では主電動機や台車を含むコンポーネント部品はシーメンス製だったこともありシーメンスの完成車とデザインで大差はみられなかった。同様のデザインは1995年にリスボンでも採用された。
その後CAFはデザインから製造を一括して自社で担うことを決定した。初代モデルのウルボス1は自社の拠点があるビルバオ・トラムで2004年から2006年にかけて採用された。 2代目のウルボス2はスペインの他の事業者に、最新型となるウルボス3は世界各地で採用されるようになった[2]。