Wikipedia:COinS

このスクリーンショットにおいて、Zoteroは取得できる出典を表示しています。Find in a LibraryのリンクはOpenURLリファラーを呼び出します。

ContextObjects in Spans(または短縮形でCOinS)は、画面上に表示されないOpenURLのContextObjectをウェブページに埋め込む方法です。利用者はクライアントソフトウェアを使用して書誌情報のメタデータを取得したり、OpenURLのリゾルバで出典へのリンクを検索できます。OpenURLを直接提供するのではなくCOinSをすることへの利点としては、クライアントソフトウェアがリゾルバを選べることが挙げられます。これにより、利用者は特定の図書館から書籍を検索することができます。

COinSは機械可読な書誌情報であり、ウィキペディアに組み入れられています。その使い道は2つあります:

  • 書誌情報はOpenURLに変換することができ、そのOpenURLはローカルのOpenURLリゾルバで名前解決できます。例えば、LibX英語版、OpenURLリファラ[1]、またはMozilla Firefoxにインストールされた同様の拡張機能やブックマークレットを使うことで、ウィキペディア記事の「出典」「参考文献」節にある多くの書籍や学術雑誌記事の後ろにリンクが表示されます。拡張機能を正しく設定することで、このリンクは特定の図書館でその書籍を検索できます。学術雑誌記事の場合、そのリンクは記事へのリンクになります(利用者の所属組織にその記事へのアクセス権限がある場合のみ)。
  • Zoteroなどの書誌情報管理ソフトウェアで書誌情報を保存できます[2]。このようなソフトウェアは記事から書誌情報をダウンロードして利用者のライブラリに保存でき、必要な時に取り出して利用できます。
    • Zoteroにはウィキペディアへのエキスポート機能があり[3]、出典を直接ウィキペディアの編集画面にドラッグすることで出典テンプレートを使用したマークアップとしてコピーされます。

現在、COinSは下記の箇所に追加されています。

  1. ^ OpenURL Referrer” (英語). OCLC. 2016年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月1日閲覧。
  2. ^ Zotero and Wikipedia / Wikidata” (英語). Zotero. 2018年9月1日閲覧。
  3. ^ Kari. “Zotero & Wikipedia: Perfect Together” (英語). Zotero. 2007年4月11日閲覧。

Wikipedia:COinS

Dodaje.pl - Ogłoszenia lokalne