L-ATV (Light Combat Tactical All-Terrain Vehicle) | |
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L-ATV(先行量産車両) | |
種類 | 汎用軍用車両/軽装輪装甲車 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
運用史 | |
配備期間 | 2019年~[1] |
配備先 |
アメリカ陸軍、アメリカ海兵隊、他 (いずれも予定) |
開発史 | |
開発者 | オシュコシュ/プラサン |
開発期間 | ~2011年[2] |
製造業者 | オシュコシュ |
値段 |
$250,000 (車体価格)[3] $400,000-$560,000 (装備品含む)[4][3] |
製造期間 | 2019年(予定)~ |
製造数 |
49,099両(陸軍向け) 5,500両(海兵隊向け)[5] (いずれも予定) |
諸元 | |
重量 | 6,400kg |
要員数 |
4名(CTV)[2] 2名(CSV)[2] |
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装甲 |
V字型車体 A-キットまたはB-キットを装着可能 |
主兵装 |
M2重機関銃又はM240機関銃 OGPK又はM153 CROWS IIに搭載 発煙弾発射機搭載 |
エンジン | GM Duramax V8 6.6Lディーゼル (推定300hp) |
変速機 | 6速オートマチック[6] |
懸架・駆動 |
オシュコシュ TAK-4i 独立懸架サスペンション 4×4輪駆動 |
行動距離 | 480 km |
速度 | 整地道路 110km/h |
L-ATV (Light Combat Tactical All-Terrain Vehicle) は、アメリカ合衆国のオシュコシュ・コーポレーションによって開発された4×4輪駆動の装輪式多目的軍用車両である。
1980年代から現在に至るまでアメリカ軍 (陸軍、海兵隊など)で広く使用されているハンヴィーの後継車種を選定するJLTV (統合軽戦術車両) 計画の車種として、2015年8月25日に採用された[4]。
L-ATVは比較的小型軽量でありながら、MRAPやM-ATVと同等の防護能力を持つものとして設計されており、M1114やM1151といった装甲ハンヴィーの後継として運用されるものと見られている。(当初のJLTV計画では全てのハンヴィーを更新する予定であったが、その後、装甲型ハンヴィーを中心に更新する方針に変更されている。)[7][8]
JLTVの調達計画によれば、L-ATVは2019年から2040年にかけてアメリカ陸軍に49,099両が導入され、またアメリカ海兵隊には2020年から2022年にかけて5,500両が導入される予定である[4][1]。